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「いじめ」という言葉をもっと汚らしい表現に言い換えへ

 政府与党は11日の与党政策責任者会議で、「いじめ」という言葉の言い換えを国民に広く募集することを提案した。背景には、10年前から、いじめ防止対策推進法案が推進されてきたが、いじめが無くならず、いじめによる子供の痛ましい自殺が止まない社会情勢がある。

 同会議では、「いじめ」という表現では、加害者が被害者よりも強い立場にいてカッコイイと受け取られかねないことが問題とされた。確かに、大人の社会でも弱肉強食の面はあり、強い者がカッコイイとされる。いじめをやめさせるためには、いじめの加害者がカッコワルイと自他ともに認められる風潮に持っていく必要があり、少なくとも言葉での表現からそう意識せざるを得ないようにしていきたいというのが趣旨だ。

 同会議では「汚泥行為」、「非国民行為」などの表現が提案された。が、大人が考えた表現だとどうしても堅くなり、ちょっと子供が好んで使用できる言葉ではなくなる。そのため、もっと子供になじみのある、けがらわしい表現を募集して、子供たちも含めた諮問会議での討議を経て採用し、マスコミその他に広めていく方針だという。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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