厚生労働省は27日、2079年の日本人の平均寿命は女性120.23歳、男性114.58歳で、いずれも10年連続で過去最高を更新したと発表した。女性は世界２位、男性は３位は昨年と同様だった。
2078年よりも女性は0.13歳、男性は0.21歳、平均寿命が延びた。男女差は5.65歳で0.1歳縮まった。同省は、「ここ数年の傾向だが、全身の血管の柔軟性を強化する薬の発見と、ロボット介護の低コスト化が平均寿命の延びにつながっている」と分析している。
他国・地域の最新の統計と比較すると、女性の１位はトルコ（122.4歳）、３位はスイス（119.77歳）。男性の１位は香港（115.45歳）、２位はトルコ（115.22歳）だった。
2050年くらいからIPS細胞による交換臓器技術の普及、ロボット介護、脳活性薬などの貢献によって人類の寿命は100歳を軽く超えてきており、就労年齢も90歳程度まで伸びた。織田信長が「人間50年」と述べた戦国時代から比べると、人生は倍以上に延びた計算になる。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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