東京は杉並区の日大鶴ヶ丘高校野球部の部室前に、大きなダンボールが２個おいてあり、その中に硬球２００個と手紙が入っていたことが分かった。
ダンボールと手紙の主は、巨人の星の星飛雄馬の父星一徹と名乗っていた。手紙の中で「星一徹」氏は、
「去年の高校野球西東京大会決勝は本当に惜しかった。高３だった先輩たちの血と汗のにじむ努力を無にしないよう、今年はこの新品のボールを使って、決して後悔することのないよう目一杯頑張り、飛雄馬のように巨人の星を目指してほしい。一徹」というエールを記していたという。
「星一徹」を名乗る人物が野球用具をプレゼントする現象は全国に広がりつつあるとされ、日本のプロ野球、特にジャイアンツの再活性化を望む全国のプロ野球ファンの共鳴の輪が広がっているものと見られている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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