夢のクルマと言われた自動操縦車の開発を続けている自動車メーカーだが、開発が詰めの段階に到達しているにもかかわらず、最後のところで停滞している。
自動操縦運転車両は、高速道路などの整備された道路では首尾上々だったが、山間部のすれ違いさえ難しいような危険な道路や、雪道、あるいは、人が多く通る繁華街で人を押しのけるようにして運転しなければならないシチュエーションなど、特殊な場面での難しい運転についての解決策が見つかっていないという。これらをいかにして解決するのかが現在の各メーカーの開発担当者のもっぱらの悩みとなっている。
AIや、センサー、画像認識などの要素技術の向上と共に、特に繁華街などでの運転では道路や法律の整備が必要となってくる、と自動車専門家の仁徳寺恵（にんとくじ・めぐみ）氏は語る。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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