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高齢者の間で「着ぐるみ」ファッション流行

 日本では10年以上前からいわゆる「着ぐるみ」ファッションが一部のマニアの間で流行していたが、最近この「着ぐるみ」を高齢者が着るようになってきた。

 これは2、3年前から、「着ぐるみファッションだと、人生が変わる。」とか、「着ぐるみを着ると孫と仲良くできる」などといった噂が広がっていったことや、また、健康雑誌などで「着ぐるみを着ることで童心に戻れ、若返る」などというキャンペーンを組んできたことなどが影響していると考えられている。

 ある男性の高齢者(72)は、「自分が普通に歩いていても、誰も注目もしないし、声もかけてくれない。でも、着ぐるみを着ていれば、注目されるし、声をかけてくる。人生が全く変わってしまう。だから着ぐるみはやめられない。でも、家族には着ぐるみを着ていることは秘密にしている。」と着ぐるみのままインタビューに答えた。

 高齢問題が専門の牛山重光朗東京東海大学教授は、「高齢者が犬と連れていると、1人で歩いているよりも他の人と交流しやすいという現象は以前からあったが、今回の着ぐるみについては新しい現象だ。確かに気軽に人生を楽しめ、変身できるという点で着ぐるみファッションが高齢者から人気を集めるのも分かる気がする。」と話している。

 

 

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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photo by:DaveFayram

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