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東京の青梅が祭りの町に

 毎年、東京の青梅市のJR青梅駅前を中心に行われる「青梅大祭」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%A2%85%E5%A4%A7%E7%A5%AD) の実行委員会は29日、4月下旬から5月上旬にかけて行われる青梅大祭の他に毎月1回祭りを開催し、青梅を「祭りの町」とすることを決定した。

 青梅大祭は、江戸時代末期から行われているといわれる由緒正しい祭りであり、毎年10万人以上の見物客が訪れる。住吉神社での神事や山車が見所だ。

 今回の企画では、毎月行う祭りに特色を持たせ、「青梅に行けば楽しい」というイメージを見物客に持ってもらえるような行事をてんこもりにするという。青梅では今後、祭りによって青梅経済の活性化を促進する試みだ。

 全国でも、祭りをメインコンテンツとして売り出す町おこしの手法はあることにはあるが、年12回も祭りを開く試みは今回が初めて。

 出店については、地元商店街のメンバーや住民によって手作りで行い、収益を青梅に留める予定である。また、子供や青少年に祭りに参加してもらうことによって、祭りによる教育効果も狙っていくという。

 祭り評論家のロバート吉田氏は、「祭りというのは、普段の地味な生活から解放される、いわば『ハレ』の場だから、毎月やるのはどうかという考え方もあるだろう。しかし今はいろいろなことが起きすぎている時代。毎月鬱積を晴らす機会を作ってもそうそう不自然でもないと思う。毎月やってもらえれば、祭りに行きたくなったら青梅に行けばいいと思う人が増えるのでは?でも冬は青梅はかなり寒いから、身体が温かくなるような企画をやって欲しい」と述べている。

 祭りによる騒音などについても、背に腹は変えられないということで、実行委員会では関係団体、地域住民などへの根回しを今後行っていくという。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

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