「根拠のない自信」をサバイバル研が探求へ

 あなたの周りに、「根拠のない自信だけで生きてる」としれっと言ってのける、ある意味あつかましいようにも思える人はいないだろうか?

 彼らに晴れの舞台がやってきた。これまで一般にけむたがられることも多かったこういう人種が、今後の厳しい世相の中で生き抜き、また、周りの人間に明るさを与えるとして、国立サバイバル研究所が彼らの調査に乗り出したのだ。国立サバイバル研究所では、彼らを「無根拠ポジティブ人種」と呼び、500人程度を特殊な方法によって選別して調査することになった。

 同研究所では、これらの無根拠ポジティブ人種がそのような人格を身につけたことには実際には根拠、すなわち要因があると予想している。同研究所が調査する要因は概ね以下のとおり。

 1.子供のときから褒められることが多かったか、けなされることが多かったか。
 2.運動経験
 3.妊娠時に母親の精神が安定していたかどうか。
 4.成功体験ないし失敗体験の影響
 5.県民性
 6.トラウマの多寡と種類
 7.食生活
 8.子供のときの遊びの量と質
 9.海外旅行経験の多寡と行き先
 
 サバ研所長の荒田サトル氏は、「ネガティブな時代にネガティブなことを言う人は沢山いる。でもそれでは人々から生きる気力がなくなってしまう。ネガティブな時代だからこそ、明るい人材が必要なのです。」と述べている。同所長は、無根拠ポジティブ人種の生育する要因が抽出できた場合、これを日本の教育に導入する方向で働きかけるとしている。(未来新聞)

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

※本記事は、対象となっている事柄について、無限に広がる未来の可能性の中のたった1つを描いているに過ぎません。 ですから、決して記事の内容を鵜呑みにしないでください。 そして、もし本記事とは異なる未来を想像したのなら、それを別の記事として書いていただけると幸いです。 このプロセスを通じて、私たちは未来についての視野を広げ、未来の可能性を切り開いていくことができるでしょう。

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