次の都庁は全てプレハブ住宅に

 都機能の駒沢オリンピック公園への移転について、ついに石原都知事は口を開いた。

 「都庁は、全てプレハブ住宅としたい。駒沢公園に平屋のプレハブ住宅を1500戸建築し、そこに全ての職員に入ってもらう。議会は屋根付きの円形劇場を設置して、そこで行うことにする。これで予算は80億円程度。まともに都庁を再建したらどんなにコストを削っても最低でも1000億円くらいかかるだろうから、10分の1以下のコストになる。平屋になれば、都民の目線に立った都政を進めることができるだろう。議会は使わない時期は都民のための文化活動に使ってもらう。プレハブでも30年は使えるから結局立派な建物と変わらない。維持費も旧都庁舎の年間40億円よりははるかに安い。今は、日本の、そして世界の非常時。これくらいのことをしなければ我々は生き抜いていくことはできない。」

 今回の石原知事の発表には、画期的だとの声が早くも上がっている。そもそも立派な都庁舎はなぜ必要だったのか?素朴な疑問が湧く。このプレハブ都庁構想が実現すれば、知事は、時代に合わせた柔軟な発想ができた合理的な知事として歴史に名を刻むことだろう。

投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)

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