官公庁を中心に、今年のバレンタインにおける、いわゆる「義理チョコ」、すなわち本命以外に贈るチョコレートの女性による配布を禁止する動きが出ている。
バレンタインでチョコレートを女性が男性に渡すことが習慣になってから既に30年以上が経過しているが、義理チョコについても同じだけの歴史がある。「もらえない人に悪いから」というような日本的配慮から生まれた習慣と思われるが、職場においては１人に義理チョコを渡すと職場全体の公平感を害するため、結局全員に渡さざるを得なくなり、多人数の職場では女性が大きな経済的負担を強いられる事態が発生していた。
そのため、中央官庁を中心にこのような、まだ歴史の浅い因習を排除し、女性に無駄な配慮と支出を強いないようにしようというのが今回の動きである。
恋愛評論家のジョージ兼松氏は、「いいと思う。もともとたった１人の好きな人に渡すというのが意味があり、だからこそもらうことに価値がある。もらえない男性がいても、それは努力不足ということで奮起すればいいだけ。」と述べている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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