JR束日本は束京オリンピックの開催を前に、新型通勤車両を順次導入すると同時に特別指定席車両を導入すると発表した。
特別指定席車両は１編成あたり１～２両を設定（ダイヤにより異なる）、座席は全て2011年に東北新幹線で導入された「グランクラス」と同等なものを採用。車内サービスとして軽食の無料提供なども行われ、ラッシュ時でも混雑を気にせずに優雅に通勤できことがウリだ。
料金は乗車券のほかに特別指定席料金が必要で、JR束日本によれば、埼京線の大宮⇔新宿駅間や、常磐線の取手⇔日暮里間で4000円程度とのこと。
山手線については1駅あたり200円の従量課金のほか、何周乗り続けても5000円の一律料金も設定される予定（軽食サービスは一律料金利用時のみ）。
また、販売数限定で指定区間を毎月何度でも利用できる特別定期券も発売する予定。指定時刻の車両に定期券利用者専用座席が確保されており、発車時刻の５分前までに改札を通過すれば必ず着席できる。
この特別定期券は、毎月２回オークション方式で発売する。
JR束日本はこの車両の導入以降、マスコミによる通勤時風景の撮影は特別指定席車両のみを許諾する方針で、オリンピックで注目を浴びる日本に通勤地獄が存際しないことをアピールしたいとしている。
投稿日: 1970/01/01 09:00:01 (JST)
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